DATA_BASE/WORKBBSLINK | HOME |
/18号ミサイルサイロ[missile silo18]... BGM〜 No.09静寂[SILENCE] - No.10警報[WARNING] 奥が敵補給基地らしいと告げたきりコンピュータは沈黙した。 間抜けにも命令を待ってしまった隙に退路を断たれ そのままエリアの最奥、深底の知れない竪穴の縁に辿り着く。 命令など解り切っている筈だった。 それなのに私は何を待っていたというのか… --ENEMY-- 音速の三倍を叩き出すアインハンダーも 閉所での垂直移動では完全にその羽根を削がれる。 反重力ユニットの作用点操作による位置調整。 こちらが神経を擦り減らしている事になどお構いなしに 敵は上下の死角から忍び寄る。
--GUNPOD-- ガンポッドについて一通りの知識は持っている。 其々の機能もバーチャルでの訓練で充分把握しているが それでも実戦でしか得られない事は多々、存在する。
--SPKB08 GECKO [ゲッコー(ヤモリ)]-- 待っていたかのように枝洞の隔壁が口を開ける。 これ以上の下降に危険を感じ、誘われるままに横穴へと入る。 果たして奥には四脚の機体が左右の砲塔に光を湛え 迷い込んだ獲物を貫かんと狙いを定めていた。
--SECRET-- ふと我に返る瞬間がある。 そんな時は大抵、弾が異常に消費されている。 無機的に障害を処理していた訓練生時代には無かった事だが 知らずに実戦の重圧に当てられているのだろうか。
BACK - PAGE TOP - NEXT |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||